こんばんは、アマです。
前回は「頭の形のゆがみに気づいてから、治療を検討する」までを記事にしました。
今回の記事からご覧になった方は、よろしければ前回の記事も併せてご覧ください!
今回は早速、頭の形外来を受診したことを書いていきたいと思います。
詳細はこちらです。
- 頭の形外来を受診した結果
- 受診後に夫婦で話し合ったこと
- ヘルメット治療を決断した理由
少しでも参考になれば嬉しいです😌
頭の形外来を受診
私たちは家から車で1時間くらいの病院の「頭の形外来」を受診しました。
夫が休みの日に次男と3人で向かいました。
診察してくださったのは優しそうな先生と、医療事務のアシスタントの方2名。
まず問診・診察をしていただき、その後メジャーや専用の分度器のようなもので
次男の頭の大きさを計測。
重症度の計測方法について
計測結果の前に、重症度を示す数値についてご説明します。
斜頭はCA(Cranial Asymmetry)・CVAI(Cranial Vault Asymmetry Index)、
短頭はCI(Cephalic Index)で重症度を分類するそうです。
CA(mm):額と後頭部のもっとも突出した部分の高さの平面で、左右対角線の差
CVAI(%):対角線の長さを比率に直した数値
CI(%):頭の短頭度合いを示す指数
計測結果
診断としては、以下の通りでした。
まず、ゆがみの原因は病気ではない
頭のゆがみの種類は斜頭症と短頭症
ゆがみのレベルは5段階のうち「レベル5:最重症」
病気が原因ではなくて、ほっとひと安心😭
ただまさかのレベル5・・・
数値で出るとなかなかショック🥊
初診(4/1) | |
CA:左右差(mm) | 18 |
CVAI:左右左の程度(%) | 14.2 |
CI:横幅/前後幅(%) | 88.0 |
頭囲(cm) | 41.0 |
重症度 | 最重症 |
CIの数値は88%だったのでギリギリ正常値でしたが、診断は「最重症」でした。
先生の見解
- 側面から見たときに重症度がかなり違ってくる不思議な変形
(右から見ると軽症に見えるが、左から見たら超重症に見える) - レベル5だと成長して髪が伸びても、ゆがみは明らかにわかる
先生はあくまで見た目が気になるかどうかだけなので、
「ヘルメット治療はご両親次第です」と治療をごり押しされることはありませんでした。
もし治療する場合の費用や治療の流れの説明を受けて、
一旦家族で考えるとお返事をして帰宅しました。
受診後に夫婦で話し合ったこと
病院から帰宅し夫婦で話し合ったこと。
- 治療したいか
- 費用は家計的に問題ないか
- 治療期間が長いが最後まで治療する覚悟があるか(5月から11月くらにかけて)
- 祖父母への報告
この話し合いは今思うと重要なポイントだったと思う💡
お互いの捉え方をすり合わせしておかないと、どちらか片方に負担が
重くのしかかってしまう。
足並みを揃えてゴールを目指せば、気持ちが楽になります。
治療したいか
私も夫もヘルメット治療したいで一致しました。
レベル5ということで即決でした。
レベル2〜4で悩まれる方が多いかと思います。。。
私もきっと2〜4なら悩んでいたと思います。
治療しないにしても、するにしても
しっかり考えて出した結論なら、きっと子どもは受け止めてくれると思います。
治療するかどうかは先生の判断ではなく
親である私たちが決めることなのです。
また治療するのであれば今しかできない!ということも先生に言われ、
私も夫も決心しました。
費用は家計的に問題ないか
たしかに高い。
全く家計的に痛手ではない、というと嘘になる。
しかし今使わずにいつ使う!と思い決断しました。
ちなみに費用は全部で44万円(税込)です。
※交通費やヘルメットのメンテナンスのためのものは別途かかりました。
我が家は貯金から支払い、確定申告で医療費控除をすると決めました。
治療期間が長いが最後まで治療する覚悟があるか
治療を受けるか考えていた時に、ブログやSNSで治療している方々の
様子を見ました。
見た感想は・・・とっても大変そう💦
赤ちゃんはたくさん汗をかき、皮膚も薄いため肌トラブルを起こさないように
ヘルメットをこまめに外して拭いたりしなきゃいけません。
治療する前にあらかじめどんなケアが必要か、
イメージしておくことが大切だと感じました。
せっかく治療するのであれば、できるかぎり良くなってほしい!
そう思い、夫と最後まで治療する覚悟を決めました。
祖父母への報告
これはご家族によるかもしれませんが、あらかじめ「こういう治療をしようと思う」と
伝えておくことで、理解や協力を得やすいかと思います。
日本ではまだヘルメット治療はポピュラーではないので、
びっくりする方もいます。
悪気なく「かわいそう」「痛そう」「暑そう」と言われることも
あるかもしれません。
自分のことならなんと思われても耐えられますが、我が子のことを言われると
結構辛い・・・。
子どもが小さい頃は家族で写真を撮る機会も多いです。
振り返るたびに、ヘルメット治療=つらい思い出にならないようにしたい。
事前に治療について説明することで、お互い(私たち夫婦と祖父母が)ストレスなく
赤ちゃんを見守れると私は思います。
ヘルメット治療を決断した理由
一番の理由は、治療しないと私たち親が後悔すると思ったから。
レベル5ということもあり、治療させるなら今しかできなかったので決断しました。
頭のゆがみを測定した際に、耳の位置も左右差があり
メガネをかけることになった場合ずれる可能性もありました。
私も夫もメガネをかけているので、その大変さが想像できました。
病院の先生は頭のゆがみは身体的に影響はない、とのことでしたが
少しでも治る可能性があるならと思い、帰宅したその日に治療を申し込みました。
まとめ
今回のまとめです。
- 頭のゆがみが気になるなら、一度専門医を受診するのがオススメ
- ヘルメット治療するかどうかは自由(お医者さんではなく親が決める)
- 費用は決して安くないので、各家庭で納得いくまで話し合い決める
- 治療には最適な時期があるので、気になるなら早めに決断する
- 治療を始める前に、あらかじめ治療をイメージしてみる
- 家族でヘルメット治療について話し合い理解を深める
何度も言いますが、ヘルメット治療ができる時期はわずかな期間です。
治療するかどうかは決めなくていいので、一度専門医に
ゆがみを計測してもらい相談してみてください。
分からないことやもっと詳しく聞きたいことがあれば
お気軽にコメントいただければと思います!
次回は「ヘルメット作成から初装着」について書かせていただきたいと思います。
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