こんばんは、アマです。
うちの次男がヘルメット治療をしていたのでそのレポを書いていこうと思います。
これから治療を検討されている方の選択肢のひとつになればと思い
数回に分けてレポートさせていただきます。
この記事では、
- 頭のゆがみに気づいてやっていた最初の対処法
- 病院(ヘルメット)選び
- 頭の形外来を受診した理由
についてお話しさせていただきます。
少しでも参考になれば嬉しいです😌
頭の形がゆがんでる?
2021年12月に次男は誕生しました。
新生児の頃は夜間も2〜3時間おきに起きて授乳しましたが、
よく寝る赤ちゃんで2ヶ月ごろからは夜間の授乳が5時間空く日もありました。
それが原因かは分かりませんが、生後2ヶ月ごろになると
夫が頭の形がゆがんでいることに気づきました。
夫:あれ?次男の頭けっこうゆがんでる・・・?
私も少し不安に思っていたので、やっぱり?とさらに不安に。
左後頭部が凹んで左右非対称でした。
このような形を「斜頭」というそうです。
赤ちゃんの頃は頭の骨と骨の間に隙間があるので
やわらかく変形しやすいと言われていますが、
それにしてもうちの次男は特に変形してる。。。
実は私の頭も絶壁で昔からコンプレックスでした。
息子に同じ思いはさせたくないとできることから始めました。
頭のゆがみに気づいてやっていた最初の対処法
向きぐせを変えてみる
向きぐせとは、
赤ちゃんが同じ方を向いて寝てしまい、頭がゆがむこと
うちの次男は左ばかり向いていました。
なので寝ている間に反対向きに変えてあげたり、
また寝返り時に左を向いてしまわないように、頭の後ろあたりにガーゼを挟んだりました。
(※顔の上にガーゼが掛かると窒息の恐れがありますので、目を離さないようにしましょう!)
ベビーまくらを使用する
頭のゆがみが気になり出してすぐAmazonでベビーまくらを購入しました。
購入したのはこちらです。
Adokooの向き癖防止用のものです。
低反発で頭に沿うように包み込んでくれるので
まくらなしよりはいいと思います。
手触りがとても良く気持ちがいいです。
効果があったかどうかは正直分かりません。
ただ何もせずにはいられず今できることは全てしました。
うつ伏せの練習をする
生後3ヶ月ごろ、まだ寝返りはしていなかったので、
背中の筋肉をつけるためにも、うつ伏せの練習を始めました。
長男は生後2ヶ月ごろからうつ伏せの練習を頻繁にやっていたのですが、
次男は2人目ということでなかなかしておらず・・・。(次男ごめんよ🥲)
やはり背中の筋力をつけることは大事みたいで
頭のゆがみが気になり出してからは、練習するようになりました。
向きぐせと反対側に親が寝る
次男は左向きの向きぐせがありました。
寝室で私が次男の左側で寝ていたので、
次男の右側で寝るようにして、できるだけ右を向いてくれるように位置を変えました。
日中多くの時間を過ごすリビングでも、次男の右側におもちゃを置いて
右側を向く練習をしていました。
病院(ヘルメット)選び
生後3ヶ月ごろ、小児科を受診しその際に先生に相談。
「そんなに気にする必要はないと思う」という判断でしたが、
紹介状を書いてほしいとお願いしました。
私が住んでいる都道府県には、2つの病院がヘルメット治療を行っていました。
ひとつの病院(A)はミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット、
もうひとつの病院(B)はスターバンドを取り扱っていました。
私たち夫婦は比較してAの病院(ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット)に決めました!
では、比較した点をご説明します。
フォローアップ体制
一番の決め手はこれでした。
Aはミシガン頭蓋形状矯正ヘルメットを取り扱っており、
計測後にオーダーメイドでアメリカで製造され輸入されます。
その後の治療では一人の担当医が最後まで経過をみてくれます。
成長に合わせてヘルメット内部のスポンジを、その場で技師の方が調整してくれます。
Bはスターバンドを取り扱っており、最初はBの病院で計測を行ってもらいます。
スターバンドもオーダーメイドで製造されアメリカから届きます。
しかしその後のフォローアップはまた別の提携義肢装具製作所という施設で行われます。
次男は春〜冬にかけて装着することになるので、
皮膚トラブルなども不安要素としてありました。
Aは皮膚科も小児科もある大学病院だったので、
同じ担当医に経過も診てもらった方が病院内で連携がとれて
スムーズで安心と思い決めました。
病院の場所
治療期間は約5〜6ヶ月で毎月(最初の方は2週間に一度くらい)の受診があるので、
無理なく通えるかどうかが重要なポイントです💡
うちはAもBも公共交通機関で通える場所だったので、
どちらの病院でも問題ありませんでした。
治療費用
A(ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット):44万円(税込)
B(スターバンド):44万円(税込) ※2023/8/8時点
治療費用に関してもA・Bどちらも一緒でした。
(※病院によって金額が違う場合があるので、ぜひ調べてみてくださいね!)
ヘルメット治療は保険適用外です。
つまりすべて自己負担(10割負担)😵💫。
最初に金額を調べた時は高額すぎてびっくりしましたが、
日本ではまだ保険が適用されない治療だそうです。
治療を受けるか悩みましたが、自分が次男の立場だったら
治療してほしいと思うと思うので、治療することにしました。
頭の形外来を受診した理由
私たち夫婦が頭の形外来を受診した理由は、
専門知識がない私たちが心配しても事態はよくはならないと思ったからです。
ヘルメット治療が必要な程度なのか、それとも
頭の向きを変えて寝せたり、マッサージで改善する程度なのか。
それは実際に次男を診察してもらうしか方法はないと思い、
すぐにAの病院へ予約を取りました。
それともうひとつ。
それはヘルメット治療できる期間が限られている、ということです。
医療機関によって多少差はありますが、ヘルメットの適齢期間は
生後2ヶ月〜7ヶ月とされています。
首が座っていれば治療が開始できるそうで、早ければ早いほど
良い結果がでやすいそうです。
もし治療するのであれば早く治療をスタートさせ
少しでも良くなってほしいと思い、頭の形外来の受診を決めました。
まとめ
今回のまとめです。
- 赤ちゃんの頭のゆがみに気づいたら、まずは不安になりすぎないこと
(赤ちゃんは頭の骨が結合していないので、1歳半くらいまではゆがみやすい) - ベビーまくらの使用を検討してみる
- 向きぐせがあると思ったら反対を向くように寝かせる
- うつ伏せの練習をして背中の筋力をつける
- それでも心配なら小児科に相談してみる
- 専門医の意見も受診して聞いてみる
- ヘルメット治療できる期間は約半年(生後2ヶ月〜7ヶ月ごろ)
治療したいなら1日でも早く開始する
実際に次男の頭のゆがみに気づいて、
心配になり調べて初めて「ヘルメット治療」を知りました。
そういえば何度かヘルメットを被った赤ちゃんを見かけたことがありました。
日本ではまだあまり認知されていないようです。
しかしブログやInstagram・YouTubeなどで発信してくださった
先輩ママ・パパたちのおかげで、生の声を知ることができました🥲
ありがとうございました!
私も経験したことを発信し、誰かの何かの役に立てれればと思います。
分からないことやもっと詳しく聞きたいことがあれば
お気軽にコメントいただければと思います!
次回は「頭の形外来を受診してみた」ことについて
書きたいと思います。
コメント